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「なぁ、あたいは実際に見たのが初めてだからわかんないんだけどキメラってあんなに丈夫なの?www」
雑草女はキメラの方を見てから少し真剣な表情をしながら俺に聞いてきた。それについては俺も分かりかねる。普通なら数分もたてば死ぬのに未だに虫の息とは言え生きてるのなんざ奇跡だぜ。
[ガァァァ]
おいおい、キメラの傷が癒えてるとかどういうことだ?あのキメラの中に自己治癒能力を持つ奴なんかいないぞ?誰かが何かを通じてキメラを操ってると考えるのが自然か?
「おい、化け物。今度こそ俺が相手してやる…かかって来い」
俺はミラの手には負えないと思い、最初のように殺気を飛ばして俺に注意を集ようとしたがミラのあの魔法に対する危険間の方が強かったみたいで俺に来ないでミラに向かって行った。
「おい、他の奴を相手したいならまずは俺を倒すことから始めろ」
俺はキメラの横を並走してそう言ってからキメラのバカでかい図体を蹴り飛ばした。すると漸く俺に注意を向けたようで殺気を飛ばして威嚇してきてるが俺には丁度いいシャワーが少し熱くなった程度だな。
「さてと、そろそろ眠れ。妖術 火遁 紫炎爆裂刃」
俺は村正に妖力を集めて紫色の炎が村正を包むようにコーティングされた。俺はその状態で思い切りキメラに向かって何度も降ると紫色の炎が斬撃となって何度もキメラに突き刺さった。
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