恥ずかしい思い、について。

5/5
前へ
/37ページ
次へ
イチイチ、起きてしまったことをひきずらなくなったからだ。 若い頃は、何でワンピースの裾がめくれていないか確認しなかったんだろう。私ってこういうところが、いや、こういうところもダメなんだよなぁ。と、自己否定にまでわざわざ持っていき、自ら落ち込んでいた。 が、アラフォーとなると、切り替えが早い。 尻丸出しだったからって、だから何よ。見たきゃ見てよ。(垂れ下がったデカイ尻など。見たくないだろうけどー。) それより早く目黒雅叙園に行かなきゃ、と、次のやるべきことに気持ちが向いていた。 若い頃は何かにつけて、落ち込んでばかりいた私だったので、この成長に自分で自分に拍手を送りたい。 尻丸出しくらいじゃ、凹まない。そんな強靭でずぶとい心を持てるようになったアラフォー。 年をとるって、悪くないないな。なんて思いながら、目黒雅叙園に到着した私であった。 (追伸) 假屋崎さんのお花はダイナミックであり、繊細でもあり素敵だった。 でもね、この日一番インパクトが強かったのは、お花より、やっぱり尻丸出し騒動、である。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加