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イチイチ、起きてしまったことをひきずらなくなったからだ。
若い頃は、何でワンピースの裾がめくれていないか確認しなかったんだろう。私ってこういうところが、いや、こういうところもダメなんだよなぁ。と、自己否定にまでわざわざ持っていき、自ら落ち込んでいた。
が、アラフォーとなると、切り替えが早い。
尻丸出しだったからって、だから何よ。見たきゃ見てよ。(垂れ下がったデカイ尻など。見たくないだろうけどー。)
それより早く目黒雅叙園に行かなきゃ、と、次のやるべきことに気持ちが向いていた。
若い頃は何かにつけて、落ち込んでばかりいた私だったので、この成長に自分で自分に拍手を送りたい。
尻丸出しくらいじゃ、凹まない。そんな強靭でずぶとい心を持てるようになったアラフォー。
年をとるって、悪くないないな。なんて思いながら、目黒雅叙園に到着した私であった。
(追伸)
假屋崎さんのお花はダイナミックであり、繊細でもあり素敵だった。
でもね、この日一番インパクトが強かったのは、お花より、やっぱり尻丸出し騒動、である。
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