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あの口の中に舌を入れられた感覚。
ウッエー!!
小山君を嫌いな訳じゃないけど、寧ろ好きだし。
でも、あれはいただけない。
あの生暖かい軟体動物のようなモノが口内に入ってきて、しかも動くし。
あ、あ、あ、あ、あ~~~~~。
ダメだ。
あんなのみんなするの?
するんだよね?
まして、こんな事聞ける女友達も今はいないし。
飯塚さんもシタのかなぁ。
新田君と………。
ハァ。
またまた、二人の事を思い出してため息。
色々と自己嫌悪になってきた。
ダメダメだなぁって。
「花音、こっちきて。」
色々考えを巡らせていたら、薫がリビングの大きなソファーに座って、ポンポンと薫の隣に来いとその場所を叩いていた。
いつも、薫と色んな話してをする時はこのソファーに隣同士に座る。
きっと勉強に身の入らない私にお説教かも、薫のお説教は長いし、耳痛い事ばかり言うし、仕方ないかと思って、腹をくくり薫の隣に座った。
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