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°＊弟の存在＊。
ﾉﾌﾞは三歳から
父と母が居なかった。
【愛情】
と言う物を
まったく知らない子。
すごく優しい子で有り、
どこか冷めた子だった。
毎日私が祖母に
殺され掛けてる姿を
ﾉﾌﾞは
いつも見ていた･･････。
姉弟喧嘩もかなりした。
決まって祖母から叱られ
殴られるのは私だった。
ﾉﾌﾞの世話を
いつもしていたのは私･･。
もぅ幼稚園バスに乗る
小さな三歳のﾉﾌﾞは
居なかった。
すごく強く育ち･････
毎朝私に起こされ
私の作ったご飯を食べ
ランドセルを背負って
いつも私より先に
学校に行った。
ﾉﾌﾞはいつも友達を連れて
帰ってきたり･････
いつも【人気者】だった。
羨ましかった････。
グレるのも早く
ﾉﾌﾞは小学校から
頭を金色にしていた。
祖母は弟には甘く、
叱る事もしなかった。
好きな物を買ってもらぃ、好きな物を食べれた。
その点私は
好きな物も買ってもらえず
おやつ等無かった。
ﾉﾌﾞはそんな私に
いつも食べていた
【すっぱﾑｰﾁｮ】の
ポテチを半分残し
無言で手渡してきた。
とても優しい子だった。
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