°*祖母の存在*°

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°*祖母の存在*°

父の母。 私に取って祖母・・・ 祖母は毎日の様に 家に来た。 母と祖母は 仲が良かった様だ。 その逆で。 私は祖母が来る度に 怖くて いつもいつも 逃げて隠れていた。 兄弟の中で女は私だけ。 祖母は昔 母親から 暴力を受けて居た と母から聞いた。 祖母の母は・・・・・ 今でゆぅ、 《極道の妻》 だった。 バクチ三昧で、 癌で死んだらい。 祖母は 何故か女々しぃ女が 嫌ぃな人で、 【来る者拒まず】 って人だった為、 逃げ隠れする私の事だけ 嫌っていた。 そんな私の事を 祖母は いつも来る度、 祖母の家に 泊まりに連れて行った。 (行きたくない・・・・・) 泊まりに行くといつも、 当時の私には 考えられない 位の事をさせられた。 米をといだり、 風呂の前には 長い時間 正座をさせられ、 漢字や算数等、 出来る迄させられ、 足が痛くなり足を崩すと ホウキで叩かれた。 そんな事をされれば 誰だって怖くなる。 だから泊まりには 行きたく なかった・・・・・・・。 祖母の旦那で有る人。 私に取って祖父だが、 祖母は離婚した為 連れ添いの男だった。 義祖父は 祖母に頭が上がらない 情けない男だった。
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