第1章 勢いで作ってはいけません

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 さて、TRPGとは、架空世界に生きる人格の行動を介して物語を積みあげていく、非常に創造的なゲームの一分野です。 TRPG(テーブルトークRPG) 人間が集まって遊ぶパーティゲームの一種。架空世界を舞台にして、個人をコマとして操作し、参加者間の会話によって運営される。 多数のゲームタイトルがあるが、たいていはゲームマスターと呼ばれる司会かつ審判かつ敵の操作役の用意した課題を、ゲームルールと知恵を駆使して解決するべく努力する。また、そういった問題のなかで翻弄される個人としてのやりとりを演出することも、楽しみの一つ。 RPGは元来はこのゲームを差す用語で、コンピュータゲームにおけるRPGとはテーブルトークRPGの一側面をゲーム化したものであった。日本ではコンピュータゲームが先行して普及したため、「人間がコンピュータの代わりもするRPG」などと紹介されることも多い。 現在では、チャットなどを用いてネットワーク上で遊ばれてもいる。 色々ありますが、要は、高度な、なり茶だと思って頂ければ良いかと思います。 さて、なんでTRPGなんかと思った方もいると思います。 最近見た初めてでも分かるクトゥルフ神話なる動画見て、影響を……受けたというのはどうかとは思いますが、TRPGは面白そうだなと思ったんです。 そして、先日、TRPG系の遊びが出来るサイトに登録しまして。このサイト中々高度でして、絵師やらライターやらまで雇って、まだ開設して半年かそこらだとは思うんですが、かなりにぎわっていたんですね。 でまぁ、初心者あるあるな話として、何をどうしたらいいか分からない……いや、分かるんだが、ちょっと話がついていけない。 って感じでして、どうせなら自分好みの世界観に限定して(実際、TRPGだのクトゥルフだのは、世界観が広がりすぎないよう、何種類ものバージョンがあるらしいですが)、まずは少人数でやってみたらいいんではないかと。 と思いまして、それから半日も経たないうちに自分でエブにサークルを開設という、一攫千金夢見て会社を興したど素人みたいな体裁であります。
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