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ネタが、どうしようかな?
腐男子けん小説家の僕は、ネタが無くて困っている。
最近あった自分のことを書けばいいのか?
いやいや、そうするとあのトド松兄さんとのことを認めることになる。
だけど___。
あれはあれで、良いネタかもしれない。
だが、自分で読むのも書くのも恥ずい///。
だけどネタはこれしかない!やるきゃない!
迷った末に最近あったことを書くことにした。
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シーンと静まりかえった部屋の中、立ち見あっている二人。
一人は混乱し、もう一人は怒っているようだ。
怒っている方が部屋の静けさの中、口を開いた。
「兄さん、今何やってたの?」
「・・・・」
口を開かないトド松に怒りがこんこんと溜まって行くてる松。
だが、流石に静かな空間に耐えられなかったのかトド松は口を開いた。
「__これ、何?」
「は?」
「だから、このパソコンの中身」
パソコンの中身を聞かれて一瞬ドキッとしたてる松。
それもその筈だ、パソコンの中身はてる松が仕事で作り上げた作品の数々が入っている。
すなわち、腐男子けんBL小説であることがバレたのだ。
てる松は焦った。
このままでは、他の兄弟にもバレてしまう。
そんな時、トド松が口を開いた。
「てる松って好きな人いる?」
てる松は驚いた。
さっきからトド松の言っていることはまるでてる松の事が好きと言っているような発言をしているのだ。
『もっと知りたい』とか『好き人いる?』とか、いかにも___。
だが、てる松はそんなことにも気付かずはぐらかすように、
「僕に好きな人?いないいないW」
言ってしまった。
その言葉にトド松は我慢できなかった。
てる松に足ばらいをかけソファーの上に倒させ、上に乗っかる。
体重のかかったソファはギシッと音を立てた。
そして____。
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