39人が本棚に入れています
本棚に追加
「えっ__どう言うこと?」
「んーと、つまり男同士がいちゃこらしてるのを見るのが好きなんだ」
「えーーー!?」
僕が手短に話すと叫び出すトド松兄さん。
oh_、耳が___。
「急に叫ばないで、トド松兄さん」
「僕に叫ぶなと?!この状況で?!」
「うるさいよ、聞こえちゃうよトッにぃ」
「そしてその呼び方、いまだ健在!」
うん、うるさい(^ー^)
トッにぃがうるさい。
殴ろうかな?←
「トド松兄さん、この事は秘密だよ?」
僕が首を傾げながら言うと、トド松兄さんは後ろを向いてしまった。
トド松兄さん、どうしたんだろう。
よく見るとトド松兄さんの耳が赤くなっている。
僕のやったことが気持ち悪すぎて怒りを押さえてるのかな?
じっと見ているとトド松兄さんが振り替えり、こっちを見た。。
だが、すぐに向こうを向いてしまった。
僕、本気で怒らせちゃったかな?
-----------
-トド松side-
胸が痛むなか、僕は聞いてしまった。
「てる松に__好きな人いる?」
僕は何を聞いてるんだぁぁぁぁ!違うだろぉぉぉぉ!
僕が心の中で悶絶していると、てる松が口を開いた。
「僕に好きな人?Wそれはないっ」
てる松が言い終わる前に突如響き渡るソフィアの軋む音。
そのあと僕は、てる松の上に乗った。
そう、はぐらかすような言い方をされ少しイラついた僕は、てる松を押し倒したんだ。
少しするとすすり泣く声が聞こえた。
顔を手でおさおながら、必死に涙を拭うてる松の姿がそこにあった。
「ごめ・・・ん・・なさ・・グスッ」
僕は焦った。
「ごめん!こんなつもりじゃ__」
泣かせるつもりは無かったのに、衝動的になって泣かせてしまったことに。
最初のコメントを投稿しよう!