第1章

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「連絡先も聞いてなかったし聞こうって思ってたら加奈に連れ出されてしまって焦ってしまってて…」 「じゃあ交換しょ。連絡先―…」 お互い赤外線で交換した。 「ありがと。」 「麻衣。そのさぁー大沢君じゃなくて、涼って呼んで欲しい。嫌か?」 「涼」 (恥ずかしい///) 「あ、ありがとな///」 私も真っ赤だろうけど… 涼も真っ赤だった。 「明日さぁー、俺の家に来ないか? 放課後…ヤクザの家だし怖いよな?」 行っていいの? でも行きたい… 「行きたい!!いいの?」 「あぁ。ゆっくり話したいし…春だけどまだ寒いしー…」 気を使わせてしまったかな? 「楽しみだな。それと明日からお昼一緒に食べようよ。加奈も清水君も…」 「あぁ。そろそろ送る。」 「いいよ。近いし…」 「暗くなってるし、ダメ。送る。」
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