第1章

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【明日も帰りは?】 【ゴメン。明日は涼の家に行く事になったの。】 【マジ?って言うか、呼び捨てなの?】 【涼に言われてね。それと明日からお昼、清水君と加奈と4人で食べることにしたよ。】 【………了解。】 急だし困らせたかな? 加奈も清水君とくっついたらいいのになぁ? 「麻衣ーご飯よー」 「はーい。すぐ行く―…」 部屋を出てリビングに行った。 ママはパパには黙ってるみたいで、パパも聞いてこないまま夕食を食べてお風呂に入り部屋に戻ると携帯がピカピカ光っていてー… 開くと涼からの着信が数件あった。 すぐにかけ直すと 《もしもし…麻衣?》 ドキドキする。 「うん。ゴメンね。ご飯とお風呂入ってて。」 《あぁ。》 「でも、嬉しかった。」 《そうか…》 「あっ、清水君大丈夫だった?」 《翔?》 「うん。」
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