第1章

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「明日から授業がある。忘れ物のないように。 今日は終わりだから帰っていいぞ!」 じゃあと言うと担任は出て行った。 「麻衣、帰ろう…」 「う、うん。」 ほんとはもう少し話したい。 でも加奈は帰るきだし言い出せない。 チラッと見れば、大沢君も言いたい顔をしてて、でもグイグイ引っ張られて教室を出てから加奈に声をかけた。 「加奈!私、大沢君と話して帰りたいの。」 「えっ…麻衣?」 「先に帰ってていいよ。大沢君と話せてないからごめん。戻る。」
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