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「千年君。飲んでみてくれ。」
こっちへ。
ぎく。なにこれ、拷問?珈琲無理なんだけど。顔が幼いから子供舌だねって馬鹿にされるから言わないけど。僕、紅茶党なんで。むしろ、重度の紅茶中毒なんで。てか、社長が飲んだものを飲めと。そうか、その手が。
「社長が飲まれたものを、僕が飲むというのは……不味かったのならおとりかえします。」
最後を濁らせる。
「いいから、こっちへ。」
職権乱用!とはいえずに少し進んだ。
「ひぃっ」
最後は腰を掴まれて膝に座らせられた。
珈琲のカップを渡される。
死刑宣告?
「飲め。」
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