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シュリの口から吐き出される長く白い煙。
シュリがタバコを吸った事を確認するとF.O.Pも自分のタバコに火を付けた。
「ありがとう。F.O.Pさんいい人」
シュリが微笑みながら言う。
ストレートにそう言われると、照れてしまう。
F.O.Pはまたシュリを直視出来ず、目を泳がせた。
2人は黙ってタバコの味を楽しんだ。
何の会話もない。だが、その何もない時間にF.O.Pは居心地の良さを感じた。
しかし、相手は初対面のしかも女性、いくら自分が居心地が良いからと言って、このまま黙っているのは良くないと思った。
『何を話せば…』
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