第4章

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「そろそろ送って行く。」 「えっ…あっ…うん。」 「麻衣、また明日な。バイバイ。」 「うん。明日ね。翔、バイバイ。」 「行ってくるな。」 「あぁ。」 涼の部屋を出た。 「あっ…リビングに寄っていい?」 「はっ…何故?」 「いいから――…」 そんなの決まってる。 涼の親に挨拶して帰る為。 そのまま帰る訳にはいかないもん。
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