第4章

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お昼休みも終わり、放課後になった。 「今日、放課後空いてる?麻衣。」 「ゴメン、ちょっとー…涼と話したい事あって。」 「…翔は帰れる?」 「送るだけなら…後で涼と―…」 「…やはり私だけ―…」 加奈はいいかけてやめた。 「先行ってて…追いかけるから。」 「了解。バイバイ…」 「後で行く。送ってくるから。」 「あぁ。麻衣帰るぞ。」 「うん。」 翔が加奈を追いかけていき、私達も学校を出て校門に停まるメルセデスに来ると
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