第一章 『オカルトクソメガネ』

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「うぃっす! じゃねーよ!!  おい、柊。 あの『クソメガネ』はどこだ!」 「内木さんなら、そこのソファーで寝てますよ。」 なんたる体たらく。 リーダーであろう『クソメガネ』は呑気にソファーで寝ていたのだ。 それを聞いた秋虎は怒りを通り越して呆れながら、 『クソメガネ』の元へと歩み寄った。 「よお、『クソメガネ』が。  なに人の家業を良いように使ってくれてんだ? ああ?」 この威圧が『クソメガネ』の元へと届いているかは微妙だ。
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