キングオブ適当

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そして家を出てまたまた気がつきます。 待ち合わせをする予定であった友人に連絡を入れてないことに。 おそらく11時についてから何時間も僕達を待っていてくれているであろう優しき友。 存在自体忘れてました。 なぜ家を出たのか分かっていなかった僕はとりあえず家を出たのです。出なければ行けないことは分かっていたからです。 そして出てみてやっと思い出したのです。待ち合わせしてたんやん。 さすがの僕も慌てます。めちゃくちゃ遅刻な上に連絡もなしってどんだけ失礼な事してるんや...!とね。 しかしここで頭の回転がカタツムリ並に素早い僕は気づいてしまいます。 あれ?なんでこんだけ寝坊したのに向こうから連絡ないんや? そう思った僕はやべぇ、あいつめちゃくちゃ怒ってんちゃうん!と本気で思ってました。 恐る恐る彼に電話する僕。それをヒヤヒヤした表情で見つめる友人。 プルプルルルルルルルルガチャ! で、でた!!! 「すまん!寝坊した!今向かっとるでもうちょい待っといて!ほんまごめん!!」 本気で焦ってた僕は全力で謝りました。 すると 「ふぁ...?ああ、もんこんな時間か、ごめん寝坊した。ちょい遅れるわ」 お前もかい!!!! 地元の奴らなんてみんなこんなもんです。 適当なのは僕だけじゃありません。 もはや土地柄です。 いつか取り返しのつかない事やらかしそう...
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