第8章

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「親父!」 「空は産むなら、家から出てけ。 楓とな…許さん。」 「空、私も直の意見に賛成するわ。 産むならね。空、楓の意見は?」 「マジかよ…親父もお袋も…」 「先代に姐さん… 喜んでもらえるって思ってました。 翔も分かってくれるって… 産みたいんです。でもそしたら―…」 「お前達もまだ若い。でも年頃になった翔がいるのになぁー… お前等もわし等も、翔の年齢で親になったんだぞ。 考えたらわかるだろう… ましてや、翔の彼女の親の事も考えろ!」
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