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「若、組長達が出発するようです。」
「あぁ。すぐ行く。麻衣、行くぞ!」
私を抱き締めてる腕を離すと手を握り、部屋を出てリビングに行く。
「俺達は、1台に乗るから、お前等は3人で1台な。」
「麻衣、おはよ。」
「おはよ。翔。」
にこやかに見ると涼は露骨に嫌な顔をした。
あぁ…拗ねちゃった。
最近の涼は私の前だと甘えるんだ!
それが可愛いのー…
私の荷物を自分のと一緒に持ち
リビングを出ようとしてる。
「待って―私、持つよ。」
「俺が持つ。」
隣でクスクス笑う翔…
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