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「あのう…」
美人若妻が警戒した目でこちらを見ている。
悠は慌てながら
「あ、あのう、町田さんのお宅ですよね?
亡くなった旦那さんに良くしてもらった事がありまして…手を合わせたくて来たのですが…」
美人若妻は旦那という単語を聞いた途端目の色を変えたが、それから下を向いて黙ったままだ。
「怪しいですよね。実際僕らも旦那さんがなぜお亡くなりになったのかも知らないし、でも手を合わせたくて、やっと見つけたのがここなんです。」
航が美人若妻の推定Gカップの胸を見ながらそう言う。
すると美人若妻は顔を上げ、今にも泣きそうな顔で、
「わかりました。ありがとう。手を合わせるだけなら」
そう言って半開きにしていたドアを全開に開け、向かい入れてくれた。
おっさんは目のあたりを両手で抑え、涙を堪えている。
悠と航は、美人若妻の香りを思い切り堪能しつつ、町田家へと入っていった。
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