鵺の日常

狸と身体

決意を固めた次の日、狂四郎はコンビニの成人雑誌コーナーの前に立ち尽くしていた。

(俺は狂乱の狂四郎だ。こんなんでビビッてどうする。くそっ、くそっ。)

つまりは、レジへ持って行くのが恥ずかしいのである。

それに年齢を聞かれてしまうのではないかと不安で仕方がないのだ。

約10分間成人コーナーとドリンクコーナーの境目をウロウロした後、コンビニを後にした。

その日は家に帰り、AVを見ながら自分のイチモツを握っていたのだった。