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更に最後に柳原医は『後ね、実は僕も君の婚約者候補だったんだ。君がまだ記憶があるときにプロポーズしたんだけど…僕は君に断られ指輪も返された。君は彼奴を選んだんだ。』と言い残し、柳原医は病室を出ていったのです。
えっ…今の話は本当!?まさか担当医の柳原サンも婚約者候補だった。柳原サンがいう彼奴とは…もしかして克サンだとしたら…私が目を覚ました時に指輪がなかったという辻褄は合うけれど…
だけど私には記憶ない。
私はまだどちらとも婚約したわけではなかったんだ…
でも柳原サンが言った最後の彼奴を選んだんだ…ということは記憶がなくなる前に克サンと婚約する筈だったのは確かなんだ…。
あっ~ダメだ…分からないことが多すぎて頭が痛い。少し頭を休ませようと私はベットに横になった。
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