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その日の夜、バイトを終えた尊君が私の病室に立ち寄ってくれた。
『マリカサン、遅くなってすみません。』と勢いよく病室のドアを開け静かに戸を閉めると私のところにやって来た。
「ううん。遅くまで尊君もバイトお疲れ様です。」と私は言いました。
『あの…それで僕に話ってなんでしょう』と改まる。
「うん。私には記憶が無いから尊君と仲良く買い物したとか覚えは無いのだけれど本当に私と尊君は仲良しだったのかな?と思って」と私も冷静に言いました。
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