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どれくらい眠っていたのだろうか…目を覚ますと克サンがいた。
『おはよマリカ!よく眠っていたようだね?』
「…あの私…どうしても思い出せないんです。私には婚約者がいたのでしょうか?」と克サンに聞いてみた。
『いいんだ。記憶はなくてもゆっくり俺と思い出していけばいいんだから。』
「はい。そうですね。」私は頷くも違和感は残るばかり。
それから克サンと尊君は交代で毎日私のお見舞いに来ては記憶喪失の私に今までの記憶を思い出すために手助けはしてくれた。。
しかし私は結婚しているのに婚約指輪をしていないのに疑惑があった。
克サンに指輪の事を探れば話を濁して話をそらそうとするし…尊君に指輪の事を聞いてみたがこちらも話を濁す。
そんなある日私の担当医の柳原医から私はある話を聞くことになろうとは思いもしなかった。
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