第二章

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「おい!祐太!待てよ」 「本当に待ってよー!」 俺達は祐太の後を追いかけた。 今俺の後ろを走ってるのが真希。 俺がずっと追いかけてる相手だ。 俺は啓太。 俺、祐太、真希。俺達は小学校から一緒で 小学2年の時に同じクラスになったのがきっかけで 仲良くなった。 それからはいつも三人で居た。 「もう!祐太早すぎ。もう少しゆっくり行けないかなー!」 「真希達が遅いんだよ」 「出た!少しはごめん。とかないわけ?」 「だって俺わるくねーし」 祐太と真希のいつもの会話が始まった。 お互い頑固だから譲らない。 本当いつも言い争いになる。 その様子を後ろから俺はただ眺めてるだけ。
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