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「おい!祐太!待てよ」
「本当に待ってよー!」
俺達は祐太の後を追いかけた。
今俺の後ろを走ってるのが真希。
俺がずっと追いかけてる相手だ。
俺は啓太。
俺、祐太、真希。俺達は小学校から一緒で
小学2年の時に同じクラスになったのがきっかけで
仲良くなった。
それからはいつも三人で居た。
「もう!祐太早すぎ。もう少しゆっくり行けないかなー!」
「真希達が遅いんだよ」
「出た!少しはごめん。とかないわけ?」
「だって俺わるくねーし」
祐太と真希のいつもの会話が始まった。
お互い頑固だから譲らない。
本当いつも言い争いになる。
その様子を後ろから俺はただ眺めてるだけ。
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