1 When the night has come And the land is dark

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席替えの結果、夏日は校庭がよく見える窓際の席になった。 藤枝とは、離れてしまった。 藤枝は悲しそうな顔をしていたが、それを無視して新しい自分の席へ向かう。 俺の前の席はもう人がいた。 席に座ると前の席の人が振り返る。 目が合い会釈する。 確か、冬沢だったけ、と夏日は生徒の顔と名前を記憶から掘り出す。 「よろしく。夏日、くん?だったよね」 にこっと笑顔で言われる。 話したことはなかったが、お互いよく顔は見かける仲だった。初対面ではないから緊張もしない。 「そうだよ。冬沢くんだったよね、これからよろしく」 「よろしくな!」
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