プロローグ

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「今度、いつ会えるのー?」 「んーそうだね。菜季が大人になったらかな?」 「えー!?そんなに待てないよ。早く会えないの?」 「ハハッ。ごめん冗談だから。明日だよ? 明日会えるさ。迎えに来るからここに。」 「冗談なんか言わないでよ、馬鹿。 本気にしちゃうじゃん。じゃあ明日もここで 待ってるからね!」 その言葉を最後に、貴女は私の前に姿を現す事はなかった。
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