藤島章の過ち(4)

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「刑事さん、もしもオレがその呪われた学園に行ったとして、 その学園にいるおかっぱ少女の呪いを解いたなら、 オレの罪はなくなるってことでいいのか?」 オレが真っ赤に充血した目で、目の前にいる警察の目を見ると、彼は小さく頷き、オレに言った。 「藤島章くん、今、君が言ったことで間違いない。 君はおかっぱ少女の呪いを解くことで殺人の罪を逃れられる」
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