藤島章の過ち(4)

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「刑事さん、オレはその話を引き受けるぜ。 呪われた学園のおかっぱ頭の少女とやらに、オレが言い聞かせてくるからよ。 この世から消え失せろって」 オレが有名な都市伝説を馬鹿にしたようにそう言うと、オレの目の前にいる警察官は思わず苦笑した。 「藤島章くん、今回の僕たちからのこの依頼は、そんなに簡単なことじゃないんだよ。 君は間違いなくあの呪われた学園で命をかけた戦いをすることになるだろう」
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