半沢範子の憎しみ(2)

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そんな八方塞がりの毎日の中で、唯一、範子が救われていたことは、真子という大切な友だちがいることだった。 真子は、表立って範子を助けたりはしなかったが、いつも影で範子を支えていた。 範子はつらい毎日のイジメの詳細を真子だけには話し、慰めてもらっていた。
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