第1章

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( ゚∀゚)「いやー任天堂最高!」 (  ^^)「ファミコンキター」 ゲーム&ウオッチの事業を成功させた任天堂が、その利益を投入して開発した家庭用ゲーム機である。当時アーケードゲームで人気を博していたドンキーコングが見劣り無く家庭で遊べる程度の性能を目標に設定して開発された。 8ビットCPUを搭載し、ゲーム機本体のスロットに差し込むロムカセットを交換することにより様々なゲームを楽しむことができる。当初はアーケードゲームが家庭で出来ることをセールスポイントにしており、製品パッケージにも『家庭用カセット式ビデオゲーム』と銘打たれていた。『マリオブラザーズ』の後は2か月以上新作が途絶えていたものの、既出のアクションゲーム4本は全てアーケード版で実績のある移植作であり、雑誌評価でも好評価を得ていた。アーケードで既に知名度のあるソフトウェアを移植するこの手法は宣伝費の削減に貢献した(注4)。当時、汎用ICを搭載していることが多かった他社のゲーム機やパソコン等と比較して、グラフィック面に特化して設計されており、80年代前半のアーケードゲームと比べてもあまり遜色の無いグラフィックを高いフレームレートで描画できた(例:スーパーマリオブラザーズ)。
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