Scene1 銃弾《ブレット》なんてさようなら

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   この牧歌的ラジオに、ノエルは少し気分が紛れた。  荒野に車を停めて、のんびりと風を感じるのも悪いものではない。 「あっしも、お便りを読んでもらったことがあるんですケェ! 『カエル商人』って言うんでケェロケロ!」  行商はうっとりと、ミカたんの美声に聞き惚れていた。
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