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「こう、さか……」
「どうか、しましたか？ 淕さん」
向き合った状態になると、淕さんがジッと僕の目を見つめてきた。
「ん……キス、して」
言い終えた後、直ぐに目を瞑った淕さんに、僕は直ぐ唇を合わせる。
「んっ……」
最初は、触れ合うだけのキスだった――けど、それは次第に唾液を絡めるほどの激しいものに変化していった。
「んっ……ふぅっ……んんっ……」
キスをしながらも、僕は指先で淕さんの胸の突起に触れる。
その刺激に、淕さんはピクンと身体を揺らした。
「……んぁっ……あっ、あっ……こう、さかっ……」
淕さんが反応する度に、もっと僕で夢中になってほしいという欲求が強くなった。
「淕さん、気持ち……いいですか？」
「ん……いや……ぁっ……」
この体勢だから、僕が淕さんの胸に触れるたび、足をもじもじさせている事は直ぐに気付いていた。
そこが段々と変化していき、苦しそうにしている様子を見て一旦中断して、僕は淕さんを横抱きにするとベッドへ移動した。
「ん……香坂……」
ベッドに淕さんを横たえると直ぐ、その上に被さってキスをした。
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