三つの母

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三つの母

昔々、ある国に大きな城がありました。 とても閉鎖的で、どの国からも侵略のない場所にある国でした。 この国の王さまは穏やかな王さまで、家臣が何かあった時に立てる身代わりを立てることを反対していました。 身代わりは、王さまをとても似ています。 同じ格好をしていたら、見分けられません。 身代わりは王さまが寝ている隙に、王さまを殺してしまいました。 身代わりは誰にも分からないように、身代わりとして王さまを消しました。 けれどもお妃さまは王さまの異変を感じ、調べようとしたところを末の王子さまと共に、国を追い出されてしまいました。
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