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想像しようとした瞬間、保健室に戦車が突っ込んできた。
「ぐわあああああ」
「ぎゃええええええ」
グラウンドから永遠と車輪の跡が続いている中、俺と先生はびっくりして抱きしめ腰を抜かしていた。
戦車の窓が開き、中から小さな扉が開くと、飛び出してきたのロケットランチャーだった。
殺される。
巨乳でも貧乳でもいい。
布的なアレで隠していないソレを見ないまま、俺は死ぬ。
死んでしまうのか。
この世に生まれ、布的なそれを脱いだソレに触れられないまま、俺は自分の記憶を失い、童貞は失われないまま。
死んでしまうのか。
「貴方の適正検査にやってまいりました。おっぱそです」
ロケットランチャーを肩に担いだ美少女が、俺へカチャリと向けながら言う。
美少女は、その細い体、腕で、そんな大きなものを持っているとは。
「貴方のひんぬー教かきょぬー連合か私が判定します。私の胸を見てください」
「そんな! 乙女の胸なんて直視できない!」
俺は手で顔を蔽い隠すと、指と指の隙間からその謎の美少女の胸を見る。
「想像してください。私が着やせタイプか、そのままぺちゃんこか」
「ぬっ」
こんなに細いのに、きょぬーだったら萌える。
だが、モデル同様、ひんぬーだからこそ、こんな淡いワンピースは着れるのではないか。
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