35 箱

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「あつい…」 瞼を持ち上げたイチの目は潤んでいた 「何か飲んだだろ」 「ん~…みず?」 「コップに入ってた?」 イチはニコニコしながら頷いた これは明らかに… 「…コウタ」 「っ!…ちょっ!」 服を捲ったイチはその中に俺の手を入れた 「こ、こらっ!…っイチ!」 俺にも理性というものがある…はずなんだけど… 「コウタ…ぬがせて」 「っ駄目だよ」 「なんで?」 「何でって…」 なんと言っていいものか悩んでいればイチは頬を膨らませた 「ん"~っコウタっ」 「ちょっ!跳ねるな!」 駄々をこねる子供のようにイチは俺の上で体を跳ねさせた 「っ!駄目だって…っ」 イチの跳ねる体が徐々に下がっていく 「…ぬがせて」 跳ねることを止めたイチの体はちょうど…あれだ、うん 「コウタっ」 「っ!わかったから!!」 再び跳ねたイチの体を何とか止めた …俺…恥ずかしさで死ねる…
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