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本棚に追加「…止めてほしいの?」
ハジメの声が近づいてきた
「っ…止めて…」
「じゃあ周りにいる人たち…遠ざけて」
「っわかった…篠田」
ドアに触れたまま呼びかければ篠田が横に立った
「お願い…言うとおりにして」
「イチちょっと聞いて」
腕を引かれてドアから遠ざけられた
「危険だよ…向こうの言うとおりにするのが良い選択とは思えない」
「でもヤマトがっ…このままじゃ死んじゃう」
「おい…」
近づいてきた本木は俺たちにだけ聞こえるように小声に話す
「今は言うことを聞いて時間稼げ…その間に俺とコウタがなんとかする」
「そうだよ…イチ」
目を細めたコウタは頭を撫でてきた
「大丈夫…上手くいく」
「っ…ありがと…篠田」
「はぁ…わかった」
頷いた篠田は他の先生を連れて離れていった
「イチ…気をつけて」
「…うん」
真剣な顔でコウタは本木と離れていく
「はぁ…」
大丈夫…
「みんな…いなくなった」
ドアに近づいて瞼を閉じる
鍵が開いた音に続いてドアの開く音がした
「入らないの?」
ゆっくりと瞼を持ち上げ前を向いた
「っ!」
ハジメの服が赤く染まっていた
手に持った刃物から血が滴る

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