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浩二の逞しい体に抱きしめられてリオの冷え切った身体に熱がこもる。
浩二の唇がリオの唇に重なりリオの舌を絡めとる。
その間に浩二はリオの濡れた服を脱がしていく。
「ねえ、リオ私の服も脱がして」と耳元で囁く浩二。
リオは言われるままに浩二の服を脱がしていく。
シャツのボタンを一つずつ外していくと鍛え抜かれた浩二の筋肉質の逞しい体があらわになる。
浩二の割れた腹筋を見るとゾクゾクするリオだった。
リオは浩二の鍛え抜かれた体が大好きだ。
「ああ、浩二、愛しているわ」と甘い声で囁く。
「私もリオを愛している。もう離さない」やがて浩二の愛撫が首筋へ胸へと段々と降りてくる。
浩二の舌と手がリオの濡れた肌をすべる度にリオは甘い吐息を漏らす。
浩二の身体もリオを感じて段々と熱く燃え盛る。
室内の天井はガラス窓になっていた。
その窓からは青白く光る美しい満月が絡まり合う二人を照らしている。
長い時を経てやっと心より結ばれた二人。
月の祝福を受けてお互いに愛の時間を楽しむのだった。
終わり
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