第1章

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長い長い夢をみていたような……。 こぼれた涙で気が付いた、ガランとした部屋のベッドの上……。 なんだろう? 全身がだるくて熱っぽい。 ドアの向こう 慌ただしく動く人影 行き交う声が ボンヤリと聞こえた。 どうやら病院のようだが何も思い出せない。 蛍光灯がジージーとうるさい。 疲れた なんだか疲れた……。 頭が痛い…… わたしは再び目を閉じる。 意識は深みへと堕ちて行った……。
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