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「ヤラしいメイドだな」
「イヤ……言わないで」
凪はそのまま無遠慮に
僕の臀部の形を辿るように撫で回す。
「想像以上だよ、和樹。君は最高だ」
「そんなことより……ンッ……」
息が上がる唇を
幾度か塞がれながらも。
「例のヤツ、早く頂戴よ……」
僕は貪欲に要求した。
「僕は約束どおりにしたろ……？」
そうさ。
こんな恥ずかしい恰好で
昼日中人前に出てされるがまま――。
「おっと。これは昼に来るって約束の代償さ。僕だって守ったろ？」
「そんな……」
だけど案の定
すんなり薬をくれる気なんてないみたい。
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