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「だからここからが本当の取引だ」
「アッ……やめてっ……!」
ただでさえ短いスカートの裾を
少しでも捲られると。
「そんなのズルい……」
皮肉にも相手の腕に身体を委ねるしか
身を隠す術はなくなる。
「午後一で大事な会議だったんだよ」
凪は思い出したように呟いた。
「……だから?」
「君のために怖い上司に嘘ついて抜けてきたんだ」
そして――。
「……だからもっと楽しませろって?」
身動き取れない僕の腰をきつく抱き
「ご名答」
「ンンッ……!」
膝を割るようにしてから
もっと深くスカートの下に手を差し込んだ。
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