episode183 A Shameless Maid

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「分かったろ?おまえさえ外に出さなきゃトラブルは起こらない」 勘が鈍ったの? 間延びした王様は あくび交じりに ゆっくりと手元の新聞から顔を上げる。 「認めますよ。僕さえ大人しくしてりゃ我が家はこんなにも平和」 でもまさか 誰も思うまい。 「満足か?」 「ええ。そりゃもう」 「ふうん」 僕が毎日 こそこそと侵入者を屋敷に招き入れ――。 彼の歪んだ欲望を満たしてやる代償に イケない薬を手に入れてるだなんて。
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