episode183 A Shameless Maid

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「逝きます、ご主人様と――」 「言うの……?」 「ん」 ヘッドドレスを撫でられると。 「逝き……ます……」 唇すれすれに囁いた。 興奮と快感に 指先まで痺れる。 「ご主人様ぁっ……ああ!!」 僕は奥歯を噛みしめた。 瞳を閉じても 高い太陽の光が 瞼の裏に焼きついて――。 「ハァッ……ハァッ……」 己の醜態が 白日の下に晒されていることを思い知る。
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