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「おはようございます。薫坊ちゃま」
中川の声に振り返れば
「こんな物が裏庭に落ちてた――」
薫が不思議そうに何か手にして
食堂の入口に立っていた。
「それはっ……」
白いレースに美しいビジューを施した
女性物のガーターベルト。
もちろん
ピンと来たのは僕だけだった。
『――今日はこれを着けてみて』
明らかに
凪の行動はエスカレートしていた。
『これを……?』
『太ももに――さあ、はめて』
僕を外で裸にするだけでは飽き足らず
娼婦顔負けのセクシーな仮装まで。
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