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俺はいつものように学校で授業を受け、現在放課後。生徒たちが帰る時間だ。
「俺も帰るか」
そういい、校舎を出て、校門をくぐり、帰宅する。
「魔力の流れがある...」
この世界にはないはずなのに。ふと公園を通りかかったのでのぞいてみると、2人の男女がいた。
「あいつらが勇者召喚されるのか。もう俺には関係ない事だがな」
そういって素通りしようとする。公園の向こうでは2人の足下に魔法陣が浮かんでいた。
「まあがんばれよ」
応援してやる。俺もやったし。
そして帰ろうとしたら足に掴まれたような感覚があった。見ると俺の足下にも魔法陣ができていた。そして、そこからでている手のようなものに掴まれているようだ。
「今の俺には何の力も無いから巻き込まれるの確定だな。また行かなきゃいけないのか」
そういいながら魔法陣に吸い込まれていった。
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