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俺も水晶に手をかざす。まあ無駄だと思うけど。
出てきたカードをみんなで見る。すると、
エラー
とだけ出ていた。まっそりゃあそうだよな。俺専用の機材じゃないとはかれないし。
「なに?これ」
「故障?」
そういってマノンが水晶に手を置く。そして出たカードを見る。この水晶もう既に持っていてもカードが生成されるんだよな。俺たちも見せてもらう。
マノン・プリシラ
能力
攻撃D
防御E
魔攻C
魔防D
敏捷D
魔力量1万
スキル
水C
魔法補助D
と出た。これは普通だな。
「これ、強いの?」
「私のはほとんど私の年齢の平均ですよ」
0歳から3歳までは魔力が無くて、ステータスがすべてF、早くて4歳から練習を始め、だいたい10歳くらいまでで平均がEで魔力量がわかるようになる。そしてそこから7、8年で平均Dくらいになる感じかな。勇者は例外ですぐに高レベルになるけど。
「でも普通に使えますね...ってことは神崎さんの能力は無いって言う事になりますね...」
ようは落ちこぼれだな。まあいいけど。
「大丈夫ですよ。どうせ巻き込まれただけですし」
「お前は俺たちが守るよ!」
「そうね」
「はい!」
上からサカマキ、クスノキさん、姫様。お前らに守られるほどよわくねえよ。
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