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そんな感じで数時間訓練を続けた。おかげで2人とも魔族の軍の先兵を二人掛かりでギリギリ倒せるか倒せないかくらいには成長したかな。分かりにくい人のために一応能力をのせておく。
レン・サカマキ
能力
攻撃E
防御F
魔攻F
魔防F
敏捷E
魔力量23万
スキル
索敵F
聖剣F
勇気F
火F
水F
土F
風F
光F
創造F
身体強化D
武器
片手用直剣E
長槍F
戦斧F
レイナ・クスノキ
能力
攻撃E
防御F
魔攻E
魔防F
敏捷F
魔力量28万2千
スキル
隠蔽E
魔術強化E
魔力上昇E
火E
水E
土E
風E
光E
闇E
破壊F
治癒F
再生F
武器
杖F
魔導書E
細剣E
魔導具F
逆巻はまあ剣での攻撃しかしてなかったから攻撃と敏捷と身体強化と片手用直剣しか上がってないのに対し、楠木は細剣と魔導書を装備していたおかげで大体の能力を上げる事に成功した。防御はスライムからダメージを受けるなんてほぼ無いから全然上がらない。ちなみに俺も封印を調整してこの2人より弱い設定にしておいた。
シュウヤ・カンザキ
能力
攻撃F
防御E
魔攻F
魔防F
敏捷F
魔力量5万
スキル
鑑定E
武器
鎌E
剣E
俺は戦っていないのでFのままだが、防御はしていたのでEに上がっていた。といっても仮のステータスだけどね。
それで実戦訓練が終わって、街で昼食をとる事になった。といっても王女様がいる以上王城で食べるしか無いんだけど。大きなテーブルの上にたくさんの料理が並ぶ。
「すげえ」
「豪華ね」
2人とも料理を見て驚いていた。仕方が無いと思う。初めて見れば驚かないわけないからな。
「それで、王様。俺の武器の事なんですが・・・」
俺は訓練から帰ると王様に相談していた。やっぱり使い慣れた武器の方が良いから頼んでみたのだ。
「ふむ、約200年前に使われていたとされる“魂を喰らうもの”と呼ばれる物がおぬしの言うかま?とやらだったからそれをおぬしに貸そう。かまの使い手なぞ見た事も無いからのう。よって使うやつもおらん」
そう言って王様は全体が闇のような黒で、所々に赤い部分がある鎌を貸してくれた。といっても元は俺が使ってた武器だから貸すも何も無いけどね。
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