鴛鴦夫婦

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俺達夫婦は、決して、缶珈琲と煙草のような鴛鴦夫婦ではなかった。 毎日のように喧嘩し、息子が仲裁に入らなければ殺し合いに発展しかない程に、険悪だった。 だから、俺が人殺しに成らずに済んだことに関して言えば、息子には大変感謝している。 「親父……」 「お前もここに着たのか」
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