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第1章
B『あれ?どうして泣いてるの?』と俺は聞いてみる。
A「泣いてないよ!目にゴミが入っただけだから。気にしないで」と私は突き放す。
B『本当に…ほんとぉにそれだけかよ。』と彼は言った。
A「うん☆本当にそれだけだよ。みんな一緒に卒業できて良かったよね。」私は聞かないふり。
だって…だって私は彼(B)の事ずっと好きだった。だけど彼は…私の親友を選んだ。
だから…親友だからこそ、二人は幸せになってほしい。だから私の気持ちは彼には伝えなくてもいいんだ。
私は心でそう言い聞かせていた。
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