第1章

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B『…さっき、A子に話そうと思ったらお前ら先に教室出ていくんだもん。言いそびれた。実は俺、彩弓チャンに振られたんだ(笑)だからずっと3人で友達でいたいと思ったんだ。』と照れ笑うように彼は言った。 A「へっ…そうなの!?でも…私は、Bとは友達でいれない!」と私は胸に支える思いを押さえながらいいました。 B『えっ!?なんで~俺の事嫌い!?』私の気持ちを知らない彼は惚けたように言いました。 A「…そんなわけ無いでしょ。私はB君の事が好き!だから、私と付き合って下さい。」やっと言えた。 これも彩弓のお陰。これで私は振られても後悔はしないんだから。と涙を堪える。 すると…B君は驚いた顔をしている。 明日からみんなバラバラの道に別れるのに…それぞれの旅立ちの時にこんなこというのはどうかと思ったけど、でも私はどうしても彼には伝えておきたかった。
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